戸澤の週報
2005年09月25日
2005/9/25
私のまだまだ浅い経験からの話となりますが、1年間とは何かを量るには十分な年数とは思えません。実際にやって見ればわかると思いますが
、1年間はあまりにも短いと思うのです。1年間で分かることといえばその人の全てではなく、その人が業界でやっていけそうかどうか、といった適性くらいなものではないでしょうか?「ちょっとやってみてだめならはい交換」みたいな事を続けているとどこかの球団(ファンなのですが)みたいに、気がついたらみんなぼろぼろになって誰もいなくなっていました。といったことになっていると思うのです。世の中にはスピード成長するタイプと、そうではないタイプがいるかと思います。スピード成長するタイプは全体の2割から3割程度ではないでしょうか?そして、スピード成長をした人はある一定以上から色々なものを維持することがそうでない人よりも難しくなると思います。この場合の色々なものとは、例えば仕事に対する好奇心であるとか、より上を目指す向上心であるとかを指しています。逆のタイプはある一定レベルまでの到達には確かに時間がかかるかもしれませんが、安定した成長曲線を描きやすいのではないかと思います。阪神でいうことの今岡選手会長みたいな選手を育てられたことが、大きな強みになっていると思うのです。巨人にはそのような選手がいないのが今の弱さにつながってしまっているのかもしれません。要はバランスですね。しかし、いつまでも結果のでない選手を起用し続けているときの監督ほどつらいものは無いですね。