戸澤の週報
2024年06月29日
「Zero Hub」始動間近
先週はタイにいました。
当社の倉庫(約1,200㎡)も、タイの日系企業のお客様に活用し始めて頂いています。
これからの、加速も予想され、非常に楽しみです。
先週は当社の新物流センターのプレスリリースをさせて頂きました。
半導体の保管を目的に作った物流センターで、総工費50億円の大事業です。
新物流センターの名称は「Zero Hub」としました。
土地が約16,000㎡、延べ床面積約15,000㎡となります。
4階建の建物で、現在の物流センターの5倍以上の広さとなります。
弊社の顧客でもある村田機械様の大型と高速の自動倉庫を1台ずつ、計2台を採用し、AGVも2台採用した最新の物流センターとなります。
屋上一面に太陽光パネルと蓄電池を採用し、建物内で使う電気は好天時であれば、100%賄うことができます。
電源も別の変電所から二系統で取っており、停電に非常に強い建物となっています。
環境省が定める省エネの建物の最上級ランクである『ZEB』(カギゼブ)を取得しています。
長野県で一企業の『ZEB』取得の最大級の建物となっています。
約2年間かけて建築した「Zero Hub」も開設まで、残り2ヶ月を切りました。
8月10日(日)から8月21日(火)を引越し期間として、8月22日(水)より稼働します。
(この間は当社からの出荷はできませんので、ご注意ください。)
当社としては長い間苦しんだスペースの問題から、これでようやく解放されます。
まだまだ市況は厳しい状況ではありますが、これからは当社が標榜する「日本発のグローバルカタログディスティ」へ挑戦していきたいと思います。
また、多くの顧客が現在苦しんでいる余剰在庫の削減に向けた強力なサポートを行なっていきます。
『Zero Hub』とはリードタイム0、余剰在庫0、温暖化ガス0の3つの0をキーワードにしています。
当社の在庫をマーケットが求める量と質を今後高めることで、お客様の半導体・電子部品のリードタイムをなくしていきたい。
また、当社のサービスでお客様の余剰在庫を無くしたい。
そして、それらの活動を地球に負担を掛けずに優しく実行していきたいと考えています。
多くのお客様に喜んでもらえるものにしていきます。
楽しみにしてください。