戸澤の週報
2024年05月12日
難しく考えすぎない
この週末は暑すぎず、ちょうど良い気温になりました。
東南アジアでは一足先に夏が真っ盛りですが、40度を超える異常気象が報告されています。
日本の少し先を見ているようで心配です。
そう考えると、貴重な春の日だったのかもしれません。
勉強することはとても大切なのですが、経験を積み、知識を習得すると逆に物事が見えづらくなることがあります。
なじみのお店に行って、お店の人と話をしていると、どこか安心できるものです。
そもそも、その安心を感じたいからお店に行っているというのが、正しいのかもしれません。
好きな駅もそうですね。
もちろん、街並みが好きだとか、好きな公園があるといったこともあるかと思いますが、一番には会いたい人がいるかだと思います。
会社も同じなのですね。
お客様から見て、その会社のサービスが好きか嫌いかは大きな影響があります。
しかし、そのサービスを誰から受けたいかはもっと大切なことだと思うのです。
会社やサービスがすごいかではなく、自分を担当してくれる人が、自分にとって良いかが一番の問題です。
スキル・知識などの専門性や、顧客の目線になって考えられるホスピタリティ、問題を解決するための提案力、そして、何より情熱があること。
お客様から見たら、担当者がその会社全てといっても過言ではありません。
もちろん会社は組織で対応しているのですが、普段の活動においての担当者の占める割合は、予想以上に大きいものと考えるべきなのでしょう。
だからこそ、社員教育をきちんとすることが大事ですし、良い会社というのは、担当者が誰になってもきちんと対応してもらえると言う安心感なのかもしれません。
いろいろと難しいことを考えるくらいであれば、社員一人一人の底上げを図る努力すべきだと考えが行き着きました。
昔からシンプルが一番であると学んでいるつもりではありますが、ややもすると難しく考えがちです。
もっと簡単に考えて良いと思いました。