戸澤の週報
2024年05月06日
あきらめないその先に
GWも間もなく終わります。
終わってみるとあっという間ですね。
明日から、気持ちを切り替えてまた仕事に取り組みたいと思います。
少し前のNHKの朝の連続ドラマで少し前にやっていた「ブギウギ」は楽しかったですね。
福来スズ子を演じた趣里さんの演技と歌も、もちろん良かったです。
そして、戦前から戦後の時代に翻弄された、モデルとなった笠置シズ子さんの人生は本当に大変でした。
弟の死、婚約者の死、育ての母親の死など多くの悲しみを経験しています。
多くの人との出会いがあり、その中で育てられ、そして有名な「東京ブギウギ」がこの世に生まれました。
もちろん、笠置さんの根っからの明るさや、前向きさ、意志の強さが道を開いたのは間違いありません。
そして、才能もあったことも間違いないでしょう。
あまりのつらさに、先に進むことを何回もあきらめそうになったけど、前に進みました。
あきらめなかったからこそ、生まれた曲なのですね。
歌詞を見てみると、東京ブギウギ リズムウキウキ 心ズキズキ ワクワク とあります。
心ドキドキでもよさそうですが、ズキズキとあります。
なぜこの歌詞になったか、真実はわかりません。
しかし笠置さんの人生を見た、この歌の作詞家である鈴木勝さんが、人生の厳しさを乗り越えた先にワクワクがあると伝えたかったのではないかと考えてしまいます。
楽だけの人生はありませんし、例えあったとしてもつまらないと思います。
波乱万丈の笠置シズ子さんの人生から、今の世を生きる私たちに対して、簡単に人生をあきらめるなと語りかけているように感じます。