戸澤の週報
2022年07月10日
事業の前提
この度の事件は、安全の根幹を揺るがすこととなりました。
首相経験者が銃で撃たれるという、非常に衝撃的な事件となりました。
我々企業は、外の世界において生命の危機がない事を前提に事業の計画を立てています。
企業間の厳しい戦いはあるものの、実際の命の危険はありません。
翻って視点を広く世界に向けて見ると、銃による乱射や誘拐、国レベルの一方的な侵略が、実際に起こっています。
私もそうですが、今まで心のどこかで、他の国ではそうでも、日本では大丈夫ではないかという、漠然と思っていた人が多かったのではないでしょうか?
最近の動きを見ていると、今までの前提を考え直さなければいけない時が来たのかもしれません。
性善説1本ではなく、冷静にリスクを検証し、正しい対策をしていく必要があります。
誰かに頼るのではなく、自分達で守る事が必要になります。
企業や国は、弱ってからでは打つ手が限られて来ます。
今であれば、まだ打つ手は多くあります。
これからは前提を変えて、これからの世の中に対応した形に生まれ変わっていく事が必要になると強く感じています。