戸澤の週報
2021年12月30日
魔法の呪文
2021年が残りわずかとなってきました。
本当に激動の一年でした。
変化がありすぎて、頭で理解しつつも、本当に難しい年になりました。
2022年は個人的には年男となります。
思い切った仕事ができる1年にしたいと思います。
仕事の質が格段に上がり、成果が実感できる、魔法のような言葉があります。
「やると決めやり切るくせをつけよう」
当社の少し前の行動規範です。
私自身が、この言葉の効果を、一番実感できているかと思います。
毎日の忙しさの中で、あれこれと同時に手を付けてしまい、結局全てが中途半端に終わることがあります。
マルチタスクなどと言って、全ての仕事を同時並行で終わらせることが、あたかも仕事ができる人のように言われますが、違うと思います。
本当に成果を上げたいのであれば、一度に行う仕事は1つに絞ることが大切です。
最後まで必ず終わらせると心に決めて、最後までやり抜いてしまいます。
一番大切なものから取り掛かり、終わるまでは他の仕事には手を付けません。
確かに、その間には全く別の仕事ができなくなりますが、確実に1つずつ仕事は完結します。
一見、スピードが遅くなるような気がしますが、ひとつのことに集中しているので、頭を切り替える時間も必要ありません。
必ず成果が出ますので、自分自身での満足感が高くなるのも、うれしい点です。
変化に対応するには、数多くの打ち手が必要になります。
何か一つだけで大きな成果を上げることは、なかなか難しいものです。
いくつかの打ち手が相互に機能して、成果が上がるものです。
これでもかと言うくらいの、数多くの打ち手を繰り出して、初めてうまく行きます。
来年も前半からスタートダッシュできるように、何をすべきかをこの休みに考えて見たいと思います。
2021年は皆様に大変お世話になりました。
途中には物量が急増したため、納期等でお客様にはご迷惑をおかけしてしました。
それでも、設備に投資し、人員を増強したことによって、緩和されてきました。
2022年は当社から供給する半導体・電子部品を、電気や水道のようにインフラとして捉えて、決して滞らせることがないように対応したいと考えております。
来年もどうぞ引き続き宜しくお願い致します。