戸澤の週報
2021年07月17日
新しい椅子を創り出す
梅雨が明けました。
うれしいと思いきや、強烈な日差しを受け、夏の大変さを思い出します。
無事に乗り切れるか、自信がなくなるような、梅雨明けとなりました。
今、新しい時代が来ていることは疑いようがないかと思います。
Withコロナが常態化し、在宅勤務が長く続いています。
人と人の接触が少なくなり、オンラインでのコミュニケーションがほとんどとなっています。
このような環境の中で、この先どのようにビジネスを成長させていけば良いのかを考えています。
現状の仕事をいかに上手に行って、シェアを上げていくという、従来の発想は終わりを迎えつつあると考えています。
もちろんすべての産業に言えることではないのかもしれません。
それでも少なくとも当社が属するエレクトロニクスの世界では、新しい発想で今後進みたいと思います。
同じパイからシェアを奪い合うのではなく、様々なものを組み合わせて、工夫することによって、パイ自体を増やしてしまおうという考えです。
昔幼稚園などでやった椅子取りゲームですね。
例えば7人の園児がいて、5つの椅子があります。
歌を流している間は座れませんが、曲が止まった瞬間にみんなで限られた椅子を奪い合います。
7人いるのに5脚しか椅子がありませんので、当然2人は座れません。
いかにして、この5人に入るようにできるか考えることが今までのビジネスの発想です。
これからは、そもそもこの戦いには参加せずに、全く違う部屋で、一人フルーツバスケットを行ってしまおうということです。
1つの椅子に1人ですので、100%座ることはできます。
シェア100%です。
そして、自らが創り出したマーケットを、いかに成長させるかに注力するのです。
このような仕事であれば、夢も希望もあります。やっていて楽しいですよね。
現在、そのようなサービスをリリースに向けて、静かに進め始めています。
発表できるようになれば、お知らせさせて頂きたいと思います。