戸澤の週報
2021年05月03日
こんな時代だからこそ
5月になりました。
観光には1年で一番良い季節ですが、今年もなかなか自由には行けないですね。
一日も早くワクチンが行き渡り、マスクもなく自由に動き回れる時が来ることを願い、もう少しだけ我慢ですね。
この1年間はコロナを理由に色々なことを止めてきました。
その代表的なことは「人と会う事」です。
確かにコロナ感染の最大のリスクは人と会う事です。
その通りなのですが、「不要不急」という呪文のようなワードを盾に、何か大切なことまで忘れていないかを考える時期に来ているかと思います。
仕事において大切なことは、現場を見て、そこで働く人を見て、実際の製品の流れを見ることだと思います。
自分の目で見ることで、今会社で起こっていることが実感としてつかむことができます。
そこで働いている人と話すことで、何が困っているのかが分かります。
こんな大切なことでさえコロナはやめさせてしまうから困ったものです。
しかしこれからはそれらのことを見直す時期に来ていると思います。
もし仮に今もうまくいっているとしたら、過去に行っていた成果が残っているからです。
もちろん、リモートで行っているからと言う部分もあるのかもしれません。
それでも会って話すことでしか、分からない事、伝えることはできない事はあります。
そのことを思う出す時が来ていると思うのです。
コロナになり、仕事の様式も変わり、他人との関りが随分シンプルになりました。
気楽になった部分もあるかと思いますが、マイナスの部分もあります。
人は自分のために仕事をすると、1の力しか発揮できませんが、人のために行う仕事は、5にも10にもなります。
自分以外の誰かのための仕事には、目に見えない元気の出る素が入っているようです。
こんな時代だからこそ、本当に大切なことを見極めて、やるべきことは何を言われてもやり切ることを大切にしたいものです。
始まりがあれば必ず終わりもあります。
長い暗闇のトンネルがいつまでも続いているように感じますが、コロナもある時に必ずいなくなります。
コロナ後の自分たちがどのようになっているべきか、そろそろ考える時期に来ていると言う事なのだと思います。