戸澤の週報
2020年12月06日
問題を追い越す
いよいよ冬の本番がやってきました。
日中でも10度を超えない日は、まだ慣れていないのもあって、非常に寒く感じます。
まだ真冬に比べたら、まだましなのでしょうが、やはり寒いですね。
今回のコロナで少し良かったことがあったとしたら、時間が生まれたことですね。
出張がなくなり、移動が極端に減りました。
夜の会食もほぼ皆無になりました。
おかげで、生まれた時間で今までしたくても手を出せていたなかった仕事ができるようになりました。
今までさんざん問題に追いかけられていました。
いつも何か問題が起こってから動き始めることが多かったのですが、コロナ禍においては一つ一つ、今までやりたくてできないことに手を付けることができています。
しばらく前より、この週報でもお伝えしている、研修のことなどはまさにこのコロナ下での時間をうまく活用してスタートさせています。
その他も、大分手を付けられてきたことが増えているのはうれしいことです。
今までは散々問題に追いかけられていましたが、最近ではようやく自分が問題を追いかけて行けるようになりました。
次に狙いたいのは、問題を追い越すことです。
追い越すことができるのであれば、そこで見えている景色は今と全く違っている気がします。
今は恐らく大きな花を咲かせるというよりは、地力をつけて、下へ下へと根を伸ばす時期なのだと思います。
根が育てば木は自ら育ち始めます。
高く伸びようとするには、まずはしっかりと根を張らなければいけません。
基礎となる努力を忘れて、大きく伸びることはありません。
いままでこの事を分かっていたのですが、忙しさを言い訳にできていないことを今やりたいと思います。
そう考えると少しだけコロナも意味があったのではないかとも思います。