戸澤の週報
2020年05月03日
可動域を増やす
いつからか体が前のめりになり、後ろへは倒れなくなっていました。
ラジオ体操をやっていて上体そらしの時になんか違うと感じていました。
もともと小さい頃はそんなに体が硬い方ではありませんでした。
それが最近はちょっとおかしく、どうも体の不調が目立ってきていました。
そんな時に軽いぎっくり腰をしてしまい、しばらくの間は痛みとの戦いとなりました。
それでもジムにも通い柔軟体操は行っていたので、しばらくは気が付かなったのですが、体が硬くなっていたのです。
体を前には倒していましたが、後ろに倒すことがありませんでした。
改めて、上体反らしを行っても、ほぼできません。
首を後ろに倒すことも困難。
指を後ろに倒すことも困難。
前ばかりを見て、後ろを見ていなかったのだと反省しました。
そこで、ここしばらくは気が付くと柔軟体操を行っています。
うつ伏せになって腰を受けたまま両腕を地面に対してピンと伸ばします。
ちょうど腕立て伏せを行うのですが、腰は地面につけたままの形です。
この運動はまさに上体そらしの対応になります。
皆様も是非やってみてください。
意識してやっていた方でなければ、かなりきつい体操かと思われます。
手の指もそうです。
後ろに倒してみると、あまりの硬さに驚いてしまいます。
まだ学生の運動をしていたころのイメージから考えると、大きな落差です。
今回、自分の体を見直してみて、いかにメンテナンスができていないかが良く分かりました。
言ってみれば、自分自身の体が前にしか倒れない状態で、非常に可動域が少なかったのです。
今回の一連の流れで、少し時間が生まれましたので、色々と見直しています。
確かに今まで自分の体をバランスよくケアできていませんでした。
改めて自分の苦手な動きを考えて、このタイミングで徹底的に解消したいと思います。
今まで硬直していたところが柔らかくなると、血流が生まれとても楽に感じます。
柔軟になればけがになることも少なくなるでしょう。
そして硬くなっているのは体だけではありません。
自分の考え方こそ最も硬くなっているのかもしれません。
自分の考え方の癖を確認して、いつもの逆側も一緒に考える必要がありそうです。
体の体操と同時に考え方の体操も行い、頭の中の可動域を増やしていくことが、これからの世の中で一番必要なこととなりそうです。