戸澤の週報
2020年02月08日
原点③
依然としてコロナウィルスが弱まる様子はありません。
来週からの中国での工場の稼働はかなり難しいところが多い見込みです。
当社の中国の深圳事務所は、自宅勤務での対応となり、本格稼働は未だ未定となっております。
当たり前のことかもしれませんが、会社とは、会社の活動がお客様にとって役に立つことで商売になります。
その会社が行っている活動がお客様にとって付加価値として認識してもらえることが大事です。
売上を上げようとか、利益を上げようと活動することは、本来の順序から考えると間違っているということですね。
売上の多さと利益の多さは、お客様が感じて頂いた付加価値の大きさとイコールのはずです。
ということは、いかにお客様に提供する付加価値を多くするために、何をどのように活動するかということです。
当社が提供する付加価値とは何なのかを改めて考えてみました。
それは「お客様が使っている部品を全て必要な納期で調達できること」でした。
もちろん価格として安いことは重要であり、追求すべきテーマです。
しかし、第一にはまずは必要な時にその部品があることが大切です。
100点部品を調達する必要があったなら、100点全てが調達する必要があります。
納期が3か月も4か月もあるのであれば、入手には困りません。
最近のものづくりはそんなに悠長なことを言ってられず、作ると決めたら直ちに作ります。
そのため、我々が集めなければいけない情報は、あくまでも在庫情報であり、すぐに製造ラインに投入できる必要があります。
お客様が使っている部品は千差万別・多種多様であります。
海外の製品もあれば、日本の製品もあります。
有名なメーカーを使っているかと思えば、全く聞いたことがないメーカーを使っていたりします。
それらの部品を当社1社で必要な時期に必要な数で入手出来たら、お客様はどれだけ喜んで頂けるか?
そこに価格のメリットも出せたら尚高い付加価値となります。
もう一度原点に返り、部品のサプライヤーとしてお客様に提供する付加価値を強く意識して、これからも情報収集を拡充していきます。