戸澤の週報

2014年07月06日

ギザ十に思う

土曜日はあいにくな雨でした。
せっかくの山登りの予定もスパでの体休めとなりました。
予想以上のお風呂の種類に、一日いても足りないと感じるほど楽しむことができました。

自動販売機でお茶を買おうとするとうまく行かない。
もう一回やってもやはりうまく行かず硬貨が戻ってきてしまう。
よく見てみると10円硬貨の周りにぎざぎざがついている通称「ギザジュウ」です。
昭和26年から昭和33年の7年間に流通した10円硬貨です。
今では10円以上の価値があるようです。
今回手にしたギザ十は昭和29年でした。
この年を調べてみると、
・集団就職列車が青森-上野間を運行。
・松下が同社初の電気掃除機を発売。
戦後から高度成長期に向けて大きなうねりを迎えていた時代のようです。
今に生きている私たちは、自分の生きてきた時代しか直接知ることはかないません。
しかし現在過ごしている今は、昔から連続していて切り離すことはできません。
時には過去の時間に目を向けることで、これから必要なことが見えてくる気がするのです。
昔の人は時代を切り開く力を持っていました。
現代に生きる我々ももっと力強く未来を切り開いていく必要があります。
そんなことをギザ十を見て考えて見ました。

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