戸澤の週報
2011年07月04日
2011/7/4
いよいよ7月となり、節電サマーが本格スタートを切りました。
とは言っても6月で既に十分すぎるほどのウォームアップは済ませています。
何が変わるわけではありませんが、大企業は罰金を伴うとあってシビアに対応しています。
大企業だけではなく、日本国民全員が協力し今回の夏を乗り切りましょう。
ここを乗り切れればあとは政治家(?)、専門家(?)がなんとかしてくれるでしょう。
この休みには東京都の檜原村にある三頭山(みとうさん)に行ってきました。
ここは標高が1500mを超えるまあまあ高い山なのですが、自家用車で来れる駐車場が
既に1000mですので、標高差は500m位の登りやすい山です。
山の近くにはキャンプ場やら釣り堀、貸しロッジなど遊びに困らない場所だと思いました。
残念ながらここ最近は山頂に行っても景色はほとんど見渡せずに残念ですが、腹をすかして食べるカップラーメンのランチは本当に格別です。
この山の難点は虫です。とにかく山頂近くに行くと虫の羽ばたく音が常に耳近くに聞こえてきて少し不気味な位です。
しかし、何でこうも毎週山に行くのか、今日は登りながら少し考えてみました。
苦手な早起きをして、眠い目をこすり車を運転し、自分から苦労して山を登り、帰る頃には足に豆ができています。
それでも喜んで行くのはなぜか?
歩きながら考えていたら、何となくですが答えが出たような気がしました。
それは、「生きている実感がするから」です。
山に登り始めてすぐに疲れて、あとどのくらいで山頂かなと気になってみたり。
登りで歩いているとあまりにつらく、汗が留まる事を知らない位出てきたり。
昼食をおいしく食べるために、朝食を少し少なくしたら、余りに腹が減り過ぎたり。
下りの時少しずつゴールが近付いた時に、油断して転んでしまったり。
内容は何だって良いのです。
全て、生きているがゆえに感じられることです。
山での一つ一つが自分にとって生命の躍動感に感じて、なんか嬉しいのです。
副産物として、前出の山カップラーメンだったり、強烈なマイナスイオンだったり、山頂などの素晴らしい景色だったり、体の健康にとっても良かったり、あまりお金がかからなかったり、週末に大きな充実感を感じられたり、気持ちが切り替えられて、ウィークデイの仕事を集中して取り組めたり、毎週の楽しみができたり、気持ちの良い挨拶ができる人間になって帰ってきたり、と考えてみたら実に多くあります。
今私自身がしたいと考えていることは、「目標に向かってチャレンジする事と同時に、今を楽しむことです。」
どちらか一方ではいけないと考えています。
社会に出て仕事のしはじめのうちは、前者を中心にとにかく高い目標に向かってチャレンジする事が大切です。
ある程度まで来たら、同時に今を楽しむことも同じくらい大切になってくるはずです。
ただ真っ暗の中でゴールの無い山歩きは考えたくないですね。
一番最後の目標があり、途中途中にそれぞれの見どころがあり楽しめて初めて、山登りは楽しくなるはずです。
そんなことをつらつらと考えていると、意外と早く下ってこれる日曜にちょうど良い山でした。
さ来週は今までと比べちょっとレベルが高くなる、水牆山(みずがきやま)に会社の仲間と行きます。
少しレベルアップして帰ってきたいと思います。