戸澤の週報
2007年07月15日
2007/7/15
最近は国内の新車販売が不振だと言う事です。トヨタの業績に隠れあまり騒がれてはいませんが、国内では車が売れていないのです。原因は様々あります。一つには消費活動の多様化があげられそうです。つまり車以外に消費が向かってしまっているのです。デジタル家電、携帯電話などに取られてしまっているようです。その他には、所得の格差も指摘されています。その他にも細かくはあると思いますが、一番には車の保有に昔ほどの価値を感じなくなった人が増えたと言う事だと思います。価値というかステイタスと言った方が良いのかも知れません。
学生時代にさかのぼりますと、当時は車があることが一つのステイタスだったような気がします。間違いなく私もその一人でした。様々なものを犠牲にしても車に注ぎ込むことは当然だと思っておりました。まあ、この頃の車とは中古車ですので、新車の販売とはまた別の話になりますが・・・。家に駐車場が無ければ駐車場を自分で確保し、毎月の車のローンを支払い、ガソリンなどの経費を払い、税金を払い、タイヤ、その他のメンテナンスを行い、思った以上に車の保有にはお金がかかります。これらの事はやってみなければわかりません。私なんかは車の保有を通じて、大人社会の厳しさを学びました。今の学生や入社したての世代は車にあまり興味がなくなったのでしょうか?まあ、このあたりの話は個人の自由の話なので、どちらでも構わないのですが、車の運転は出来るに越した事がありません。当社でも営業職は普通免許が採用の条件となります。場合によっては2tクラスの運転もありえます。この場合、マニュアルしかない場合もあります。その為、マニュアルでの免許取得が必須となります。時に大きな車を運転するも気持ちの良いものです。いずれにしても、車は日本の基幹産業です。出来るだけ車産業を盛り立てて行きたいものです。渋滞が増えるのはイヤですが・・。