戸澤の週報
2021年06月19日
勝者の自己分析
梅雨に入り安定しない天気が続いています。
暑さからは一時的に解放されたのは良いのですが、やはりすっきりとした晴れの日が恋しいですね。
今回の春のクールでのドラマの注目はドラゴン桜です。
東大合格を目指す、はじめは偏差値が高くない生徒たちとの成長ストーリーです。
ドラマとしてももちろん楽しいのですが、阿部寛さん演じる桜木先生からの含蓄ある話が非常に参考になります。
今回は言い訳がテーマになっていました。
言い訳にも良い言い訳と悪い言い訳があるということです。
「言い訳には2種類ある。勝者の言い訳と敗者の言い訳だ。敗者はよく考えもせず、たまたま間違っただけだと言って片付けたり、人のせいにして自分は悪くなかったと思おうとする。それに対して勝者はミスした状況を深く自己分析し、改善出来る方法を徹底的に考え、次に生かす。」
ヤクルトの野村監督も言っていました。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
負けることには必ず原因があるということです。
なぜ負けたのか、原因を深く分析することで、改善方法が見えてきて実行すれば、次に負ける可能性は少なくなります。
これは当たり前の事なのですが、多くの場合、人間は何かうまくいかなかった時に、自分以外の何かに原因を探してしまう生き物です。
勝ちたければ、うまくいかなかったものを最大のテキストに仕立ててしまうことなのですね。
確かに、テストで考えれば、間違いが減れば当然点数も上がります。
社会生活でも、自分が出来ていなかった部分ができるようになることは決してマイナスではありません。
よく「苦手より得意を伸ばせ」と言う話が、ひとつの言い訳になってしまっていないか、再確認が必要かもしれません。
本当に難しい時代になってきました。
勝者の分析を参考にさせてもらい、勝ち抜いて行きたいと思います。