戸澤の週報

2021年03月28日

ビジョンを持つ

桜の満開の季節を迎えました。

例年よりもかなり早く、4月の入学式には、関東では花が残っていることは難しそうです。

なんか、ずっと待っていたのに、気が付かない間に咲いてしまい、あっという間に終わってしまうようです。

 

最近考えていることのひとつに、ビジョンの持つ強みです。

ビジョンとは将来自分が(もしくは会社が)こうなっていたいという姿です。

なりたい姿ですね。

当社の新しいビションは「ハイブリッド営業とサポート力を追求し、新しい時代の総合商社になる」と定めました。

エレクトロニクスを主業として、付加価値の連鎖を強化し、新しい形の商社像を示したいと思っています。

そして、この事は自分自身の働く目的にもなっています。

 

働くモチベーションをどのように高めていくかと言う問題があるかと思います。

同じく働くのであれば、目指す方向が明確になっていて、毎日の仕事に張り合いがあることが好ましいことに反対する人はいないと思います。

確かに、仕事をする人全員が同じ方向を求めているわけではありません。

しかしながら、思っている以上に多くの人が、出来ることであれば、仕事にやりがいを求めているのではないかと思います。

 

そのための特効薬は、自分がなりたい姿(ビジョン)を持つことであると言えそうです。

そして、そのなりたい姿を、うっすら・ぼんやりしたものから、くっきり・はっきりしたものにしていくことが大切です。

なりたい姿がはっきりしてくると、なりたい姿になるために今の自分に足りないものが見えてきます。

足りないものが見えてくれば、埋めれば良いのです。

もちろん足りないもの全てが埋まるわけではありません。

自分では決して埋められないものもあるかと思います。

その場合は自分以外で埋めれば良いと思います。

経済的な問題であっても、やり方次第では解決方法はあると思います。

時間の問題も、自分がそこがスタート地点だと思うところがスタート地点で良いと思います。

つまり、一番大切なことは、なりたい姿になりたいと言う「想い」です。

最近つくづく思うことはこの「想い」の強さこそ、世の中で戦っていく上での最大の武器であることです。

自分がやりたいことがあって、全く同じことを思っている人が他に数人いたとして、その中で誰が成し遂げるかと言うと、やはり「想い」が一番強い人ではないでしょうか?

キーエンスの中のルールは、あることのリーダーを決める時に、そのことについて一番「長く」「強く」思っている人がリーダーになるそうです。

強く同感します。

強い想いは、厚い岩石をも貫いてしまう力を持っています。

決してできないと思われていたことを、可能にしてしまう力の正体はこの「想い」です。

過去の歴史を紐解いても、歴史が動いた時には、必ずこの「想い」が存在しています。

 

自分の中でなりたい自分を見つけること。

その方法を探すこと。

その過程で「想い」の強さを身に着けること。

これらが大切なプロセスですね。

そして、この「想い」の強さを育てる方法もまた大切なことだと思いますので、今度別の機会に触れてみたいと思います。

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