戸澤の週報
2021年03月06日
社会課題の解決
梅はきれいに咲いていて、彼岸桜も花をつけています。
日もすっかりと長くなりました。
春の気配を随所に感じます。
何のために会社は存在しているのか?
今こそ、その意義について問われているのではないかと思います。
人の価値観が大きく変化して、従来良いと思われていたものが、現在では良いとは限りません。
本当に必要なものが何なのか?
厳しい目線でふるいにかけられているかのようにさえ感じます。
この問題を突き詰めていくと最後に行き着くところは、社会課題だと思います。
社会に存在している問題・課題を自社が存在していることで、なんらかの形で解決できていること。
この事が企業の存在意義だと思います。
地球規模では、「ゼロカーボン」「貧困」などがあり、日本の中では「少子高齢化」「生産性向上」など多くの課題が存在しています。
もちろん社会の平和、心の平和も大きな課題かと思います。
自社でできることは何なのだろうか?
今の世の中は本当に必要なものだけが消費されていきます。
今までであれば、2番手・3番手のものでもそれなりに消費されていて、みんながそれぞれの収入を持っていたかと思います。
それが、ここまで外出が絞られ、人と会うことが限られて、仕事でさえも自宅から離れなくなった生活に変わってしまったのです。
自分にとっての一番にしか、行かなくなり、買わなくなったと言っても良いでしょう。
このような環境でさえも、お客様の人数をそれなりに保っているお店を見てみると、やはり常連が支えているのです。
常連にとっては、その店には自分の困っていることが解決したり、自分が楽しめる何かがあるということです。
その店の存在意義がきちんとあるということだと思います。
それでも、顧客からは分かっていても、意外と自分では自社の存在意義について理解していない。気が付いていないケースが多々あるかと思います。
こんな時だからこそ、しっかりと時間を取って、社会的な課題に関して、当社ができることを真剣に考えて、実際に実行してみたいと思います。
優先順位の高いアクションですね。