戸澤の週報

2015年06月28日

生き残り

梅雨の真っ最中となっています。
雨が降ると何が大変かというとスーツのパンツの線が簡単にダメになってしまいます。
クリーニングに出しても次の日にはまた雨となるいたちごっこがこの時期繰り返されます。
それでも数年前に知った「シロセット加工」を施しておけば少しはよくなった気がします。
この加工は折り目の形状記憶加工ですが、コストも安く半永久ということです。

我々の業界とは直接関係ありませんが、最近は食品や小売りの動きが気になっています。
食品で言いますと、力を持った小売りのPB(プライベートブランド)です。
コーヒーなどでコンビニ向けに大手ブランドが提供し始めています。
力関係が変わってきています。
PBが台頭してくるとどうなるかというと、当然ナショナルブランド(PB以外の従来のメーカー)の棚場所が狭くなってくるのです。
コンビニは特に顕著です。
お菓子・飲料コーナーの半分以上がPBなどということは今では珍しくありません。
お菓子・飲料は大競争時代と言って間違いないでしょう。
中身を考えてみると、一昔まで強かったブランドが最近見かけません。
代表格は「カール」です。完全になくなったわけではありませんが、探しても見つからないことが頻発しています。
飲み物では「生茶」です。
個人的に味が好きなため探しますが、なかなか見つかりません。
あれほど昔強かったものが、今では面影しか残っていないなどということはもう珍しくないのかもしれません。
「カップヌードル」や「かっぱえびせん」はいまだに強さを発揮しています。
どこで分かれ道となるのか?
たゆまなる変化の連続であるとは思うのですが、本当に難しいものですね。
翻って当社が所属する半導体・電子部品業界はどうか?
ここにきて驚くほどのドラスティックな変化が表れてきました。
長くなりましたので、次週に続きを記載します。
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