戸澤の週報

2020年05月24日

当たり前の明日

緊急事態宣言がが出てから8週間が経過しています。

首都圏を除いたほとんどの場所で、解除されました。

東京、神奈川、埼玉、千葉も25日の月曜日には解除の見込みとなってきました。

日本全体がそろりと動き始めました。

すぐには本調子にはならないでしょうが、少しずつ、少しずつ戻ってくれることでしょう。

 

今回ことで良く分かったことは、私たちが当たり前に考えている今日は、また明日も必ず同じになるわけではないということです。

この「当たり前の明日」を迎えることは当たり前ではないということです。

むしろそのためには努力をして守らなければいけないものですし、準備をして備えなければいけないものだったのです。

何もしないでただ自分たちに心地よい世界が明日も同じく来ることはないことが分かりました。

当然、やるべきことは世界のレベルから各国のレベル、会社を含める様々な組織のレベル、そして個人一人一人のレベルで変わってきます。

今回のような感染症ももちろんそうですが、今後は温暖化を理由とした甚大な災害も想定されます。日本の場合はそこに地震などの地理的な要因も加わってきます。

 

今回は多くの関係者の努力で医療機関と物流の機能はギリギリの線で維持されました。

もし、次回何らかの理由でここが機能しなかったことを考えると、よりダイレクトに生存の危機に繋がり、今回のレベルでは済まなくなります。

今回は多くの企業でテレワークと言う形の形態で会社の機能を継続させましたが、これが何らかの理由でインターネットが世界レベルで使用ができなくなったら、今回よりも深刻な状況が考えられます。

このこのように考えていくと、この世の中にある今あるものは必ず明日もあるわけではないですね。

だからこそ、守らなければならないですし、備えなければいけないと思います。

 

世界に目を向けると、タイ航空や米国レンタカーのハーツなどの大手企業が破綻し始めています。

日本でもレナウンの破綻がありました。

どの企業もコロナ以前から問題を抱えていたとは思うのですが、同じ業種でも生き残れるところもあれば、無くなってしまう会社もあります。

会社も普段から健康には気を付けておき、無駄なぜい肉は付けずに筋肉質になるようにトレーニングが必要です。

その上で、最悪営業ができなくなった時でもしばらくは継続できるだけのキャッシュがどうしても必要になりますね。

ここが一番大変だと思うのですが。

そして、何か問題が起こった時の代替手段を必ず持っておくことも大切になってきます。

今に始まった話ではありませんが、この世の中は何が起こるかわかりません。

当社も当たり前の明日を守るために今日からしなくてはいけないことを始めます。

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