戸澤の週報

2018年08月12日

歴史の検証

このお休みに丸一日掛けて、前買っておきながらほとんど読めていなかった「社長島耕作」を読破しました。

2008年から2013年までに発行されていて、およそ5年間となっております。

前半は「Think Global」を唱え、グローバル化へ本格的に舵を切っているのが分かります。

当時はまだまだ日本の競争力も高く、ソムサン(サムスンのこと)が挑戦者側になっています。リチウム電池は日本のシェアがまだ圧倒的で、韓国が少しずつ追いついて来ているとありますが、現在では圧倒的な中国のシェアとなっています。

その後は中国でのビジネスに大きく紙面が割かれています。

その後はブラジル、インドネシアと続きます。

その後の「会長島耕作」ではさらにロシアに繋がっていきます。

いわゆるBRICSとチャイナ+ワンをリアルタイムで扱っている感じです。

週刊誌モーニングにて連載を行っており、当時は私もこの雑誌を買って読んでいました。

その時はまだ当社としてブローバルの発想に乏しく、作者である弘兼さんの綿密な取材に裏打ちされたこの内容の価値が良く分かっていませんでした。

今読んでみると非常に参考になり、その国に進出する際には必要な情報も含まれています。

 

それにしても、この本を読むとビジネスの世界とは戦いであることが良く分かります。

国によって戦いの条件が揃っていないところもありますが、それでも戦いは誰も手加減をしてはくれず、平等に行われます。

作品に登場するような島耕作などの各メーカーの経営者は、様々な局面に対して、大いに悩み、もがきながらも決断をし、その後結果が出るます。

日本以外で成長している国と企業の特徴は、決断が早い事、そしてやると決めたアクションに対して、投入する人と金に対する考え方が、少しずつではなく集中させて投入しています。

そこに国としてのバックアップがあります。

これでは勝てないと思うシーンが何度もあります。

それでも日本企業は創意工夫で2018年の今でもある分野ではまだ強みを残して、世界を相手に戦っています。

そんな世界を相手に戦っているメーカーをサポートするのが当社の役割であるはずです。

もっとスケールを今よりも1段も2段も高くしていかなければ、本当の意味で日本企業の競争力向上には繋がらないと実感しました。

これからも益々精進したいと思います。


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