戸澤の週報

2017年11月12日

原因

11月もほぼ半分が過ぎています。今年もあと1か月半です。

相変わらず時が過ぎるのが早く感じます。

年々加速している気がするのは私だけでしょうか?

最近仕事を進めていて思うことがあります。

それは原因の大切さです。

原因とは物事がうまく行かない時にも差しますが、うまく行った時にもあります。

原因と結果の法則の話は、この週報でも何度か触れていますが、こちらも原因が大切です。

本日お話したい原因とは「うまく行かない理由」と言う意味での原因です。

うまく行かない時にはうまく行かないなりの原因があるはずです。

しかしその原因が分からいと、いくら努力をしても効果的な手段となることはありません。

やればやるほど成果が出ない時間が過ぎていくため、徒労感だけが大きくなり、努力自体することを放棄してしまうことに繋がりかねません。

その為、何かを良くしたいときに大切なことは一生懸命良くするために努力をすることではありません。

まずは何がうまく行かない為の原因なのかを正しく認識する必要があると思うのです。

人間の病気に当てはめてい見ると、まずは病名の診断を確定させることです。

病気も病名が確定しないと、治療法が決まりません。

このうまく行かない理由が中々分からない(分かろうとしない?)のは大きく分けて、2つあります。

ひとつは本当にうまく行かない原因が分からない時です。

こんな時のは一生懸命、うまく行かない理由を解析して導き出すしかありません。

今まで経験したことが無いケースですと、相当頭を柔らかくしたいと原因が見つからないものです。

そしてもう一つは、本当は理由はみんななんとなく気が付いているのだけれども、それを表だって認めることが好ましくないと考えている場合です。

こちらの場合は問題が大きいです。

長い間問題が放置される可能性があり、大きな痛手を負う可能性が非常に高いパターンです。

大抵の深刻な問題は、うまく行っていないことに対して原因解明・問題解決の優先順位が低くて、問題が深刻になっていくパターンです。

逆に言えば、うまく行かないことがあるときには、問題に気が付いている時にはすぐさまそれに対する対策を立てて実行する癖がついていれば、その組織は強いものになると思います。

 

当たり前のことをただ言っているだけなのですが、物事の真理は本当に当たり前の中に含まれているものですよね。

当社のミッションの中に「当たり前のことを確実に実行する会社になろう」とありますが、会社の苦手なことを苦手な原因を突き止め、そこから苦手を克服し、強みに変えてしまう強さを持つことが、これからの組織同士の戦いには必須な要素となりそうです。

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