戸澤の週報

2016年01月11日

ダム経営

クリスマスも終え、年末を経て、正月も終わりを迎えました。
1年のこの時期は当社の展示会の季節です。
1月13日(水)から15日(金)までビックサイトでインターネプコンに出展します。
EMSゾーンにいますが、EMSだけではなく当社の数多いサービスの全容がわかるようになっています。
是非とも足を運んで頂ければと思います。
私も3日間参加させて頂いております。

今年も1年の目標を立てましたが、その中で是非とも実践したいものが本日のタイトルにもあります「ダム経営」です。
このダム経営は松下幸之助さんが提唱し若かりし京セラの稲盛さんが強く感化受けたことで有名なエピソードです。
ある講演会で経営をする上での秘訣は何かという会場の人から松下さんへの質問に対して、人材・資金においていつもダムのように余裕を持たせて経営することが肝心だと答えました。そして、そのダム経営はどうしたらできるかという質問に対して松下さんは「ダム経営をやろうと思うことが必要です」と答えたそうです。
やろうと思ってできるのではなれば誰も苦労しないと、会場には失笑さえ生まれたそうです。
しかし、そこにいた若かりし稲盛さんは「一途に想うことの強さ」を感じ取り、その後の経営に大きな影響を及ぼすこととなったようです。
私自身もダム経営やこの稲盛さんのエピソード自体は10年以上も前から知っていましたが、本気で考えるようになったのはつい最近です。
本当に強い会社になるためには、少し何かで外部の環境が悪くなったくらいで揺らいでしまうような体力ではいざという時に馬力が出ません。力が出ないどころか最悪倒産してしまいます。
3か月くらい全く売れなくてもびくともしないだけの余裕があって初めて大きな挑戦にも踏み出すことができるということです。くをもってその通りですよね。
積極的な経営と言えば一般的には好意的な表現に受け取りますが、松下さん曰く、積極的な経営はあくまでもダムがあった上での次の策だということです。
稲盛さんがそうだったように、まずはダム経営をしたいと強く思うことからスタートしてみたいと思います。
自分の想いの強さによって、今年の年末に成果の大きさが変わっているはずです。
2016年の目標は定まりました。しっかりと対応させて頂きたいと思います。



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