戸澤の週報

2015年12月06日

物事の道理

いよいよ冬の季節がスタートです。

冬物のコートとなり、心構えもいよいよ出てきました。

年の瀬も近くなってきて、残り4週間、師走の勝負の時期となります。

体調を整えて実りある時としたいものです。

 

先週はお客様と忘年会に行きお鍋が出てきました。

お鍋のイメージはおいしいのですが食べるのに苦労すると言うものです。

その時にお鍋はお客様に最初から最後まで作って頂きました。

その日のお鍋は、今までに感じたことがない程のおいしさでした。

お話を聞くと野菜と魚介(もしくはお肉)を同時には入れない。

最初に魚介とお肉を入れて、最後にお野菜。

一度入れたら絶対に混ぜない。

お野菜は長く茹で過ぎず芯が残っているくらいでちょうど良い。

以上のやり方で行うとあくの一つも出てこないから驚きです。

全ての話には理由があります。

魚介と野菜は茹で上がる時間が違うため別にすべきです。

一度入れたものを混ぜてしまうと濁ってしまい味が落ちてしまう。

野菜は本来生でも食べれるものなので、茹で過ぎてしまうと味を落としてしまう。

最後は雑炊にしても濁りが全くないため、透き通ったスープにご飯を混ぜ卵を入れて食します。

卵も一切混ぜずに頂くと卵のふわふわが最後まで楽しむことができます。

 

これが本来の食材の実力なのだと思います。

食材のうまみや特性を理解して調理してあげることで、ほとんどの人が出すことができない味を出すことができます。

物事の道理を正しく理解することが、予想もつかない高いレベルのものを生み出すことができると言うことを学びました。

様々なものや人が多く交わって一つの組織は作られています。

今ある形が全てとは思わず、もう一度本来備わっている力を見極めることで新しい力を引き出すことができると言うことだと思います。

本当にお鍋に勉強させて頂きました。


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