戸澤の週報

ここに来て驚くのが日の長さです。

いつもなら暗くなっている時間に明るいと、なんだかうれしくなりますね。

これからはいよいよ一年の中で一番気持ちの良い季節に入ります。

それまでに今年度に終わらせておくべき事をしっかりと対応したいと思います。

当社の創業は2000年の12月です。

2015年の3月は当時から見ると14年と3ヵ月後です。

考えてみると随分と時間が経ったものです。

しかしながら未だに苦手なことは、長期的な視点です。

目先ではない長期的な視点に立った上で物事をよく考え、決定していくことは誰にでも大切なことであることは分かります。

しかしながら現実の壁に前に、今の問題点に短期的な視点で何とか折り合いをつけて乗り越えてしまうことが未だに珍しくありません。

このことを深く考えてみるとあることが見えてきます。

根本的に解決するには避けて通れない痛みがそこにあるからだと思います。

物事を根本から解決するに当たって、誰もが無傷で済むことは珍しいのだと思います。

従来のやり方でうまく行かなかったからこそ問題がそこに起こっているわけです。

誰もが今のやり方で済むのであればそれが一番心地よいものです。

そこには変化から来る不安だとか恐れだとかがないからです。

しかしそこは将来に繋がる道が既に見えなくなっている袋小路です。

そこに留まっている限り未来は無いのでしょう。

そこで勇気を出して今までのやり方に決別をして新たなる挑戦に挑む必要があります。

長期的な視点とは、今を我慢して未来の果実を得るための戦い方なのですね。

20周年に向けて、この長期的視点を強く意識して今後は取り組みたいと思います。