戸澤の週報

2013年09月23日

職業観

すっかりと秋の様子となりました。
体もようやくこの気候に慣れてきたようです。
残り少ないこの秋の貴重な時期を、いかに大切に過ごすが重要ですね。

今回は自分の職業観について考えてみました。
と言うよりかは、今までこのようなことについて真剣に考えたことがありませんでした。
しかしながら、自分の仕事人生の中で今が何合目で、どのあたりを進んでいるのか?
とても大切な事ながら、あまり意識することは少なかったかもしれません。
私が尊敬している森信三(もりのぶぞう)先生が推奨している、読み人知らずの文章を
改めて読み直してみます。
継続の大切さをしみじみと感じるのと同時に、ひとつの仕事を究めることの奥深さを感じる名文です。
私の座右の銘として、大切にして行きたい考え方だと思っております。

人間の一生(読み人知らず)

職業に上下もなければ貴賤もない。世のため人のために役立つことなら、何をしようと自由である。
しかし、どうせやるなら覚悟を決めて十年やる。すると二十からでも三十までには一仕事できるものである。それから十年本気でやる。
すると四十までに頭をあげるものだが、それでいい気にならずにまた十年頑張る。すると、五十までには群を抜く。しかし五十の声をきいた時には、大抵のものが息を抜くが、それがいけない。「これからが仕上げだ」と、新しい気持ちでまた十年頑張る。すると六十ともなれば、もう相当に実を結ぶだろう。だが、月並みの人間はこの辺で楽隠居がしたくなるが、それから十年頑張る。
すると、七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう。しかし、それからまた、十年頑張る。するとこのコースが一生で一番面白い。
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