戸澤の週報

2012年03月18日

2012/3/18

まだ温かくなりません。
3月も半分が過ぎ、もういい加減に暖かい日を期待しているのですが。
自然が思い通りになるはずがないのですね。
今週は暖かくなることを期待しています。

ここにきて経済が少し動いてきました。
日経平均が1万円を超え、円が83円まで戻ってきました。
待ちに待った円安。
当社の銀行の法人担当が簡単には83円には落ちないと言っていましたが、あっさりと行きました。
円の価値が落ちて喜ぶのも変な感じです。
超円高に苦しめられ、その中でも何とか適応してきた企業からしてみると長い冬が明け春を迎えるといったところでしょうか?
今までのたまりにたまったエネルギーを一気に放出する機会がやってきそうな予感です。

先週の週報に書いた人生の目的ですが、好評でしたのでもう少しお話をしたいと思います。
当社の研修メニューに「人生を逆引きで考える」というものがあります。
人生には死という厳然たるゴールがあり、そこから逆算して現在各自が置かれている状況を時間軸で捉えるという考え方です。
なんとなく生きていると、毎日の生活を漫然と生きてしまうのが人間の悪い癖です。
終わりがあることを明確に認識し、そこから考えて自分がたどり着きたいところまで行くにはどうすれば良いか考えます。
意外や意外、残された時間は思いのほか限られた時間であると気が付きます。
この考え方の良い所は、「勇気の無さ」を「慎重さ」と言ってごまかすことをしなくなることです。
残りの時間が少ないということは、自分がやりたいと思っていることを、なんかの理由を付けて足踏みしている場合ではないのです。
ところが大半の人は、まだまだ時間があるとか、慎重に用意する必要があるということを言い訳に実行に及ばないのです。
まだ時期が来ていないという言い訳も良くありますね。
本当に時期が来ていなければ、そもそも自分の中では迷うこともないと思います。
勇気と慎重さと無謀さの境目をしっかりと判断し、思い切って前に進むことが重要だと考えています。
2011年度もあと少しで終了します。
先週は2012年度に行うべき内容をまとめました。
多方面、多種あります。
1年間をいかに有効に活用するか。1月を、1日を、突き詰めると「今」を以下に大切に過ごせるか?
この先の大きな命題となりそうです。
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