戸澤の週報

2012年02月26日

2012/2/26

2月も終わりに来て、三寒四温の真っ最中です。
暖かな春の気配が感じられたと思うと、またいつもの寒さが勢力を取り返し戻ってきます。
しかし、春は確実にすぐそこまでやってきています。
もうちょっとであの暖かな春がやってきます。楽しみですね。

高田馬場にはおいしい日本酒を飲ませてくれる名店「真菜板:まないた」があります。
この店の影響で、最近の私の日本酒の嗜好は「純米無濾過生原酒」になっています。
これが本当に旨いのです!
詳細の説明は省きますが、純米で無濾過で生酒ということは、ごまかしのきかない日本酒の本来の姿です。
加熱処理をしていない生酒ですので、まだ酒が生きています。
長期保管できないので、本当に日本酒を愛している人がいるところにしか置いていません。
その為、ほとんどの方は飲んだことがないと思います。
日本酒本来の形でありながら、流通量が極端に限られているところに、日本酒が国民の酒になれない理由です。
どこでも買うことができる日本酒は、米以外で作ったアルコールが添加されています。
少しくらいの雑味を消し去ってしまう炭素濾過をし、長期保存が可能な加熱殺菌をしてうまみを消してしまいます。
もちろんこれらのことが全て悪いわけではないのですが、本来の風味は少なくなってしまいます。
その為、「日本酒=飲みづらいお酒」となってしまうわけですね。とても残念なことです。
「純米無濾過生原酒」をキーワードにお店選び、酒選びをしてトライしてみてください。
最近のヒットは岩手のお酒「浜千鳥」の特別純米無濾過生原酒です。
http://news.hamachidori.net/?eid=1011005
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