戸澤の週報

2001年12月22日

2001/12/22

(主役を取りましょう)

今年も間もなく終わりとなります。街ではクリスマスムード一色となっています。行き交う人々の顔をみていると本当に不景気きわまっている国なのか実感はできませんが、今年はかなり厳しい1年でした。1年の出来事を振り返って見ますと様々なことがありました。大阪の池田で起こった小学校の事件から始まって、神戸の明石で起こった花火大会での事故、ハワイのホノルル沖での宇和島高校実習船の事故、そして狂牛病へと続いていきました。今年1年は社会の安全という物を深く考えさせられた年となりました。そしてこれらのことは今なお解決していないことが多く、これからの対応が注目されます。ただし、悪いことばかりではありませんでした。オリックスのイチロー選手は大リーグに渡り期待をうわまる活躍をしましたし、東西に2つのテーマパークが開園され連日大盛況と言うことです。そして年の暮れには愛子様のご誕生です。日本中がそのご誕生を喜び、祝福しました。日本人の中に残された数少ない純粋な気持ちを見た気がします。政治も変わりました。依然、小泉首相の高支持率は続いており今後の対応に期待できます。

先日発表された新聞記事に、景気の山は昨年の10月だったとありました。それ以降は景気後退が進んでいるわけですが、こんな苦しい状況だからこそ来年は全員主役の気持ちを持ち、立ち向かっていきたいと思います。どんな仕事をしている人も、一人一人がこの状態をよくするためにできることは何かを考え続け実行に移すこと。我々国民の構造改革を進めることが必要な時期ではないでしょうか?まだまだ上を目指しましょう。そして来年は今年よりも満足がいく年にしたいものですね。
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