戸澤の週報

2006年11月05日

2006/11/5

秋の季節の良いこの季節に3連休が来ました。天気もまずまずだったようで、きっと最高の行楽シーズンだったのではないでしょうか。間もなくしたら寒くなりはじめることを考えると紅葉のチャンスだったのですが、あまりに構えられてしまうとどうしても外出する事ができず3連休が終わってしまいました。残念です。

さて、今週は弊社のEMS活動についてお話したいと思います。弊社の売り上げ構成は通常の電子部品の販売、在庫の販売、設計を含めたEMSの大きく分けると3本柱となります。その内EMSは月によっては4分の1を越えてきています。今も新規案件を多く頂き随時量産に移行しております。弊社も参加している「EMS-JP」グループの参加企業に多大な協力を頂き、設計から製造までの流れを全面的にサポートさせて頂いております。先月からはEMS専属の課も新設しており、案件に対する対応力の強化を図っております。EMSに関してはもう4年以上の経験があります。その中で、つくづく感じた事は、EMSは部品商社が行うのが最適であるという事です。大体の案件で一番ウェイトが大きいのは部品代なのです。場合よっては製品原価の8割を部品が占めるということも珍しくありません。これらの事から、部品商社が行うのが適しているはずですが、残念ながら、EMSをちゃんと行おうとすると、軽い気持ちではできないのです。部品商社が部品販売で得る売り上げを、EMSに求めようとすると、最低10倍。場合によっては20倍くらいの労力がかかります。労力だけではなく、部品管理、納期管理も部品点数の数だけリスクが上がる計算となります。部品販売を中心に考えられた組織では実質対応が困難になります。実際に量産がかかれば、部品在庫金額の負担、メーカー納期の長期化等の予測できないリスクが生まれ、製品終息時には在庫の余剰の問題も出てきます。でもよくよく考えて見ますと、これらリスクのほとんどが部品に関することです。部品の調達力と販売力がここで生きてくるというものです。既に弊社で流れている部品、標準在庫を採用してもらえば、お客様に在庫リスクを持って頂くことはありません。弊社で実績がなくとも、在庫して販売できると判断した製品は弊社のリスクで在庫を持つ事も行います。案件によっては全在庫の弊社ロット購入を行い、最低1LOTの在庫を弊社で保有する事も致します。全ては在庫したとしても、他社への販売力を持っていることが背景にあります。本当に数の多い量産物に関しては、大手EMS企業が適しているでしょう。数量が月数10台から1000台くらいまでの基板であれば、十分価格メリットを出す事ができます。一度弊社にご相談頂ければ幸いです。

カツで有名な恵比寿のキムカツに行きました。
最近良くTVでもやるからとは思いますが、20人待ちは驚きでした。ラーメンで鍛えられている私ですが、回転率を考えるとどれだけ待つのか想像できず諦めて帰ってきました。恐るべしです。
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