戸澤の週報

2021年10月31日

世界の変化

本日20時に衆院選の投票が締め切られ、只今開票作業が行われています。

今後の政治にどのような影響が出てくるのか、これから見ていきたいと思います。

 

コロナを経験し、これだけ短い時間で様々な変化が起こりました。

人類は約700万年前に2足歩行を開始し、400万年前には完全な2足歩行になったようです。

200万年ほど前には道具を使い始め、火を使ったのは180万年ほど前と言われています。

そして、約1万年前にようやく農耕を開始したようです。

このようなペースで徐々に人間は進化していったのです。

ここ最近ですと、200年ほど前に起こった産業革命があります。

石炭を使い蒸気機関がが生まれたことにより、非常に効率の良い動力源となりました。

それらが産業用の機械や鉄道を生み出し、近代の幕開けと言って良いほどの大きな変革となりました。

恐らく、この時もその当時住んでいた人類は、その変化に大いに驚き・戸惑ったことでしょう。

コロナ以前で、人類が経験した直近の最大の変化はインターネットだと思います。

わずか20年そこそこで、現在では全世界の人たちの生活に密接に関わっているのは疑いようがありません。

それでも20年ありました。

コロナは実質1年間で、世界を大きく変えてしまいました。

今までの働き方、考え方、価値観を根底からシャッフルされたようです。

良い・悪いは別として、コロナ後となったとしても、以前の世の中に戻ることは決してないでしょう。

 

人間も動物なので、生物の一員です。

今までは理性で対処できていたことが、あまりに変化の大きい世界なので、本能がむき出しになってしまっている気がします。

ここで言う本能とは、人として本能と言うよりも、もっと深い部分です。

生物としての遺伝子です。

進化論で代表的なのは、ダーウィンですね。

そのダーウィンの流れを受けて、現在の生物進化論の第一人者は、リチャード・ドーキンスです。

「利己的な遺伝子」と言う著名な作品があり、遺伝子の特性を分かりやすく教えてくれています。

簡単に要約すると、生物には利他的に見える行動をとることがあるが、それは遺伝子的に自分が生存するという意味で有利だからだ。

今日まで生き抜いてきた遺伝子は、例外なく利己的である。

なかなかショッキングな内容ですが、最後には、人間だけが利己的な遺伝子に立ち向かうことができると締めています。

ある事象が起こった時に人はどのように行動するのか?

変化が極端に短時間で起こった場合に、人はどのように行動するのか?

頭で捉えるのではなく、遺伝子から捉えてしまうというアプローチです。

なかなか難解な本の為、完全に理解したわけではないのですが、新しい視点を頂きました。

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